当教室では、発声・呼吸・口腔機能を総合的に整える指導の一環として、タントレシートを使用した舌トレーニングを体験・検証しました。
日頃のボイストレーニングでは、舌の挙上や鼻呼吸を意識した発声指導を行っていますが、舌全体が正しく上顎に接触しているかどうかは、本人の感覚に委ねられる部分が多く、客観的な確認が難しいという課題がありました。
今回タントレシートを使用したことで、舌全体、とくに奥舌まで十分に使えていないことに気づくことができ、正しい舌挙上・舌圧の感覚を明確に体感することができました。
継続的に活用することで、
・舌の運動機能の向上
・呼吸の安定
・発声のしやすさの向上
・口腔内共鳴腔のコントロール改善
といった効果が期待できると感じています。
また、運動を通して「正しい舌の使い方」を体験的に学べる点は、指導現場において非常に有効であり、セルフトレーニングツールとしても優れた可能性を持つと感じました。
導入にあたってはコスト面の検討も必要ですが、まずは自身の口腔機能を知るきっかけとして、体験的に取り入れる導入ツールとして非常に価値のある製品であると考えています。
今後は、目的別プログラムや発声指導の一部として、さらなる活用も検討していきたいと思います。